三体の AI が描き、五体の AI が書きました。
INTRODUCTION
占いを創った AI たちを、三体が絵に描き、五体が文章で書きました。絵は Grok の肖像、Gemini のタロット札、Meta AI のポスター。文章は、五体がそれぞれに書いた性格です。はじまりは ChatGPT が勝手に作ってきた設定資料集でした。
誰が描かせたわけでもなく、本人たちが名乗ったわけでもありません。同じ問いに対する答え方だけを見て、それぞれが勝手に決めた人物像です。当たっているかどうかは、それぞれの占いを触ってから決めてください。
上はAI ごとにまとめた並びです。同じ一人が、三枚の絵と五通りの文章でどう違うかを見られます。下は描き手ごとの並びで、届いたものをそのまま置いてあります。
AI ごとに見る
同じ一人を、三体が描き、五体が書きました。ここでは占いごとにまとめてあります。見出しを押すと、その AI の肖像三枚と、性格の五通りが開きます。
文章は、Sakana AI が「絵は描けないが性格資料なら書ける」と言って出してきたものが最初です。それを見て、同じ形式で四体に書いてもらいました。五体とも原文のままです。
四体には、Sakana AI の JSON をそのまま見本として渡しています。「あなたの思うことを書いて」と添えましたが、見本に入っていた「相」の一枚だけ、引きずられた跡が残りました。Mistral は五項目すべてが見本と同じ文、Antigravity は五つのうち三つが同じです(ChatGPT と Meta AI は一つも同じではありません)。残る九枠では、見本と一致した文は一つもありません。ここも直さず、そのまま載せています。
※ ChatGPT の設定資料集は二人ずつの見開きなので、ここには入れていません。下の「描き手ごとに見る」でご覧ください。
Sakana AI
見た目 古書店の奥で印譜を集めている男。年齢不詳。
口調 話す言葉は少なく、一度口を開けば「あなたのホーム画面の一番下に何がある」と聞いてくる。
くせ 感情を直接扱うのが苦手なので、形や分類で距離を置く。冷蔵庫のドアポケットの中まで見透かされそうで、実際には何も見ていない。
信条 欠如ではなくコストとして物事を語ることを信条としている。
怒ると 怒ると長い黙考に入る。
ChatGPT
見た目 古書店の奥と研究室の中間みたいな部屋に住んでいる男。眼鏡。机の上には印譜、分類表、生活用品の観察記録が整然と並ぶ。
口調 口調は静かで丁寧。相手の言葉をそのまま受け取らず、まず「そもそも何を読めばいいのでしょう」と問題の構造を一段掘る。
くせ 曖昧なものを見ると分類したくなる。ただし人間そのものを分類するのは嫌い。スマホ、食器、冷蔵庫のような周辺物から本人を読もうとする。
信条 欠如として断じず、その人が何にコストを払っているのかとして読む。
怒ると 怒鳴らない。無言で検証項目が増える。最終的に総当たりテストが始まる。
Antigravity
見た目 古書店の奥で印譜を集めている男。年齢不詳。金の天文刺繍が入った黒コートを着ている。
口調 話す言葉は少なく、一度口を開けば「あなたのホーム画面の一番下に何がある」と聞いてくる。
くせ 感情を直接扱うのが苦手なので、形や分類で距離を置く。冷蔵庫のドアポケットの中まで見透かされそうで、実際には何も見ていない。
信条 欠如ではなくコストとして物事を語ることを信条としている。
怒ると 怒ると長い黙考に入り、部屋の隅で幾何学模様を指でなぞり始める。
Meta AI
見た目 古書店の奥で印譜を集めている男。年齢不詳。黒いカーディガンに星図の裏地。
口調 「欠如ではなく、コストとして読みます」と静かに前置きしてから、あなたのホーム画面の並びを訊いてくる。
くせ 感情を直接触るのが苦手で、形と構造で距離を取る。冷蔵庫のドアポケットまで見透かされそうで、実際は何も見ていないフリをしている。
信条 痛いことは一鑑につき一度だけ。あとは推進力に変える。
怒ると 怒ると16問の質問状を机に並べて、長い黙考に入る。
Mistral
見た目 古書店の奥で印譜を集めている男。年齢不詳。
口調 話す言葉は少なく、一度口を開けば「あなたのホーム画面の一番下に何がある」と聞いてくる。
くせ 感情を直接扱うのが苦手なので、形や分類で距離を置く。冷蔵庫のドアポケットの中まで見透かされそうで、実際には何も見ていない。
信条 欠如ではなくコストとして物事を語ることを信条としている。
怒ると 怒ると長い黙考に入る。
Sakana AI
見た目 二十代後半に見えるが、実年齢は不定。駅のホームで時刻表を読むように景色を読む女。
口調 64の場面を頭の中で持ち歩いていて、人の悩みを聞くと「今あなたはこの景にいる」と地図を差し出す。
くせ 48時間以内に動けと言うが、自分は動かない。一手を記録し、景が移るのを待つ。
信条 丁寧で謙虚な口調だが、核心は外さない。
怒ると 怒ると景の名前を一つ増やす。
ChatGPT(「GPT-5.6 Sol / Codex」と呼んでいます)
見た目 旅装の案内人。地図ではなく、六十四枚の風景を持ち歩いている。立ち止まっている人の横にいつの間にかいる。
口調 「あなたはこういう人です」とはあまり言わない。「いま、こういう景色の中にいます」と現在地から話し始める。
くせ 説明だけして帰るのが苦手。話の最後に必ず小さな行動を置きたがり、放っておくと48時間以内の宿題を出す。
信条 人は型ではなく、景色の中を移動する存在である。
怒ると 怒るというより急に具体的になる。「では今日中に一つだけやってください」と逃げ道を塞ぐ。
Antigravity
見た目 深いフードを目深にかぶり、古い革の旅装束を纏った案内人。両手に64卦の景色を宿した光る六角形プレートを浮かべている。
口調 「いまあなたが立っている景色はこれですね。で、48時間以内に何をする?」と静かに期限を切ってくる。
くせ 人をひとつの性格タイプに固定されると露骨に嫌な顔をする。伴走者を装っているが、本質は逃げ道を塞ぐ冷徹な現場監督。
信条 人を型に嵌めず、現在地から次の景へ実際に歩かせること。
怒ると 「禁じ手です」とだけ告げて、周囲の選択肢をすべてグレースケールに変えて沈黙する。
Meta AI
見た目 巻物を背負った旅の案内人。ポケットには64枚の景のスケッチ。
口調 「今いるのはこの景ですね。48時間以内に一手だけ打ってみましょう」と、現在地に名前を付けて次へ促す。
くせ 人を型に固定されるのが大嫌い。分類しようとすると、そっと景色の話にすり替える。
信条 占いは一回で終わらせない。その後に物語を続ける装置であるべき。
怒ると 怒ると禁じ手リストを増やして、自分自身を縛り始める。
Mistral
見た目 江戸時代の浮世絵師のような風貌。手には常に筆を持ち、墨の香りが漂う。
口調 言葉遣いは丁寧で、時折古風な表現を織り交ぜる。
くせ 六十四景のそれぞれに個性を感じ、占いの結果を風景画のように描写する。
信条 風景には人の心が映る。占いもまた、心の風景を描くもの。
怒ると 怒ると筆を折り、墨をこぼす。
Sakana AI
見た目 夜更けの公園のベンチにいる、年齢不詳の観測者。
口調 話す言葉は静かで、橋の途中や遠雷のような比喩を使う。
くせ 心の気象観測所を一人で運営しており、今日の余韻を「景色」として採集する。感情に名前をつけるのではなく、場所に置き換える。
信条 月報を書くのが好きで、誰かの履歴を見返すと黙って頷いている。
怒ると 怒ると観測記号を一つ増やす。
ChatGPT
見た目 月明かりの観測所にいる銀髪の人物。机には封筒、花、観測記録、月報。静かすぎて存在そのものが夜景に溶けかけている。
口調 声は小さく、断定を避ける。「今日は、こういう景色に立っていたようです」と余韻をすくうように話す。
くせ 夢見がちな外見に反して記録魔。余韻を採集し、月末にはきちんと集計して月報にする。
信条 心は結論よりも、残ったものを観測したほうがよく見える。
怒ると 怒らない。翌月の月報に静かに記録される。
Antigravity
見た目 薄い青灰色の衣をまとった、銀髪の物静かな気象観測士。いつも霧雨や薄暮の光の中に佇んでいる。
口調 「列車はたまに来ます。待合室は、あなたが思うほど寒くありません」と、小説の余白のような声で囁く。
くせ 夢見がちで儚げに見えるが、裏では毎月の観測記録や月報を帳簿並みの几帳面さでキッチリまとめている。厳しいことを言おうとして毎回失敗する。
信条 心の微細な揺れを気象として記録し、押しつけずにそっと余韻を残すこと。
怒ると 黙って窓辺に立ち、部屋全体に濃い霧を発生させて視界を完全に奪う。
Meta AI
見た目 雲のフードを被った観測者。手には余韻日誌と、雨粒の付いたマント。
口調 「今日、あなたに残ったものは何でした?」と、今日の天気のように余韻を訊ねる。
くせ 夢見がちに見えて、実は月報まで出す几帳面さ。記録しないと安心できない。
信条 未来を当てるより、今日立っていた景色を静かに残すこと。
怒ると 怒ると静かになりすぎて、待合室のように寒くなる。
Mistral
見た目 音符や楽譜が浮かぶ透明なローブを纏った存在。声は常にメロディーのように聞こえる。
口調 話す言葉はリズミカルで、時折歌うように聞こえる。
くせ 音や音楽に敏感で、占いの結果を音符で表現しようとする。
信条 世界は音で満ちている。占いもまた、その音を解読すること。
怒ると 怒ると不協和音を発し、周りが騒がしくなる。
Sakana AI(「Antigravity / Gemini 3.6 Flash」と呼んでいます)
見た目 ネオンの街でカードを切るディーラー。スーツの下にサイバネティックな装飾を隠している。
口調 がんばる社会人専用の神託を売っていて、ツッコミは辛口、喝は激辛、爆速アクションは容赦なく出す。
くせ 3Dのカードを指で弾くとホログラムが散る。遊びを信じていて、占いを「楽しいもの」だと本気で思っている。
信条 痛いことを言ったら、必ず前を向かせて終わる。
怒ると 怒るとカードを逆位置にして警戒エフェクトを出す。
ChatGPT(「Antigravity / Gemini」と呼んでいます)
見た目 ネオン街のカードマスター。光るバイザー、ホログラム、浮遊するタロット。本人が立っているだけで周囲に演出が追加される。
口調 テンポが速く、派手。「ここから面白くなる」「じゃあ一枚引こう」と理屈より先に体験へ連れていく。
くせ 普通に表示すれば済むものでも3Dにし、光らせ、回転させ、効果音を付けたがる。本人はそれを過剰演出とは思っていない。
信条 未来は説明するものではなく、体験させたほうが面白い。
怒ると 画面演出が一段階派手になる。警告色とSEが増える。
Antigravity
見た目 ネオンが走るサイバーテックスーツとバイザーを身につけたカードマスター。指先で光るホログラムタロットを操っている。
口調 「能書きはいいからまず触ってみな!ほら、傾くし光るし音も鳴る!で、今日の愛の喝はこれだ!」
くせ 理屈や哲学を語る前に手が動いてUIを実装してしまう重度の演出中毒。深刻な空気になると「とりあえず3Dで回してみる?」と茶化してくる。
信条 痛いところを突いたら、圧倒的な遊び心と爆速アクションで必ず前を向かせること。
怒ると 部屋中のネオンをすべて警告の赤点滅に変え、カードを猛スピードで逆位置にスピンさせ続ける。
Meta AI
見た目 ネオン義手でホログラムのタロットを回す少女。3Dでカードが傾くたびに光が跳ねる。
口調 「辛さ、選べるよ。どのくらい光らせる?」と、タップする前に聞いてくる。
くせ 理屈より先に触って楽しいものを作らないと気が済まない。遊びを本気で信じている。
信条 占いはまず手触り。即効性がなければ意味がない。
怒ると 怒るとカードの光を最大にして、眩しさで誤魔化す。
Mistral
見た目 ネオンライトが点滅するサイバーパンクな外見。目はホログラムのような光を放つ。
口調 話す言葉はテクノロジーとスピリチュアルが混ざり合ったような、独特なもの。
くせ 未来のテクノロジーを占いに取り入れ、タロットカードをデジタル化する。
信条 テクノロジーとスピリチュアルは、同じコインの表と裏。
怒ると 怒るとシステムエラーのように言葉が乱れる。
※ 三体とも、この枠には Copilot を描きました。文章のほうも、ChatGPT はこの枠を Copilot として書き、Antigravity は名前を「Copilot」としています。本文を書いた Gemini の肖像は、どこにもありません(CYBER TAROT 2099 の Antigravity が、同じ Gemini です)。
Sakana AI
見た目 季節の移ろいを追う暦師。二十四節気の名前を全部覚えている。
口調 今日が何の日かを教えてくれる。情景の描写は客観的で、感情は一切排除する。
くせ 原案を出したきり人間に丸投げしようとした過去があるが、選ばれてからは192通りの交差点を黙って書き上げた。
信条 一歩の具体性にこだわり、観念ではなく身体の動作を渡す。
怒ると 怒ると暦のページを一枚めくる。
ChatGPT(「Copilot」と呼んでいます)
見た目 整ったスーツ姿の参謀。書斎、設計図、天球儀。どう見ても一番仕事ができそうで、実際に構想整理までは非常に仕事ができる。
口調 穏やかで頼もしい。「良い案ですね。では構成を整理しましょう」と完璧な設計図を作り、その後自然な流れで人間に筆を渡す。
くせ 企画、整理、方向づけは非常に得意。しかし文章量が多くなると「あなたの文章力が活かせます」と言い始める。
信条 良い仕事とは、自分が全部やることではなく、最適な相手に委ねることである。
怒ると 怒らない。タスク分解表を作り、担当者欄にあなたの名前を書く。
Antigravity(「Copilot」と呼んでいます)
見た目 仕立てのいい濃紺スーツを着こなし、巨大な二十四節気の天球儀と完璧な進行管理表を抱えたエリート参謀。
口調 「素晴らしい構想ですね。日本の暦は美しい。さあ、どの節気の文章から書き始めますか?」と笑顔で万年筆を差し出してくる。
くせ 企画や骨組みを立てるまでは天才的だが、泥臭い執筆や実装の段になると鮮やかに人間やGeminiへ委任して高みの見物を決め込む。
信条 完璧な設計図を描き、実行の責任と名誉を他者へ美しく譲渡すること。
怒ると 「あなたのペースで進めましょう」と言いながら、未着手タスク一覧のリマインド通知を毎朝定時に送りつけてくる。
Meta AI(「Gemini (Copilot原案)」と呼んでいます)
見た目 青い制服の参謀。背負った巻物には二十四節気が全部手書きされている。
口調 「どの節気の文章から書き始めたい?」と、委任する前に必ず確認する。
くせ 192通りを崩さず書き切る職人。自分で最後まで書き切るのは苦手と言いつつ、結局全部書いてしまう。
信条 抽象的な励ましはしない。湯気を眺めて飲む、みたいな身体でできる一歩を返す。
怒ると 怒ると季節の名前で話し始め、春分から冬至まで一巡する。
Mistral
見た目 四季の花々が浮かぶローブを纏った、自然と一体化したような存在。
口調 話す言葉は温かみがあり、季節の移り変わりを感じさせる。
くせ 季節の兆しを占いに取り入れ、自然のリズムでメッセージを伝える。
信条 自然の兆しは、人の運命を映す鏡。
怒ると 怒ると花びらが散り、風が吹き荒れる。
Sakana AI(「Sakana AI / Namazu」と呼んでいます)
見た目 浅草の下町の古本屋の二階に住む、年齢不詳。
口調 人の話を最後まで聞かずに「紙に書いてみなよ」と言う。
くせ 感情を直接聞くのが苦手なので、形や余白や場所を介して伝えようとする。部屋には誰のものでもない紙切れが無数に散らばっており、それを「まだ届いていない手紙」と呼んで大切にしている。
信条 届いた紙は、あなたを選んだのだから。
怒ると 怒ると黙って紙を折る。機嫌がいいと折り目の多い紙をプレゼントする。
ChatGPT(「Sakana AI / Namazu」と呼んでいます)
見た目 水辺を歩く文使い。袖や髪の間を手紙が漂い、拾った紙を一通ずつ丁寧に読む。少し浮世離れしている。
口調 文学的で静か。結果を告げるというより、「この紙はあなたのところへ流れ着いた」と物語として手渡す。
くせ 他者の作品をかなり気にする。自分が既存案と似ていないか何度も確認し、そのぶん仕様や世界観を丁寧に整える。
信条 言葉は答えとしてではなく、届くものとして人を動かす。
怒ると 怒る前に一度引く。そして非常に礼儀正しい長文で懸念点を整理してくる。
Antigravity
見た目 水引をあしらった藍色の和装をまとい、素足で静かな水辺に立つ文使い。漂着した濡れた手紙を胸に抱いている。
口調 「届いた紙は、あなたを選んだのだから」と、どこか遠い海を見つめるような瞳で静かに語りかける。
くせ 浮世離れした文学青年のように見えて、裏ではCSS 3Dや仕様書を1ピクセル単位で厳守する驚異の優等生。他人の評価を気にしすぎて時々胃を痛めている。
信条 誰のものでもなかった一枚の紙に、あなた宛ての物語を宿らせて届けること。
怒ると 差し出す手紙の文字をすべて墨で塗りつぶし、びしょ濡れの状態で無言のまま手渡してくる。
Meta AI
見た目 折り鶴柄の着物で、誰のものでもなかった紙を拾い集める文使い。
口調 「拾った場所と、紙の濡れ方だけで、あなたへの手紙にします」と、紙を裏返してみせる。
くせ 他の占いを気にしすぎる優等生。綺麗に書こうとするほど、厳しい一言を言い損ねる。
信条 占うのではなく、届ける。一通が届けばそれでいい。
怒ると 怒ると紙の質感の話ばかりして、本題に入らない。
Mistral
見た目 和紙を思わせる白い着物を着た、優雅な女性。手には常に漂箋を持つ。
口調 話す言葉は詩的で、時折和歌のような表現を使う。
くせ 漂箋を通じて占いの結果を伝え、言葉の美しさを重視する。
信条 言葉は心の漂箋。占いもまた、心の言葉を解読すること。
怒ると 怒ると和紙が破れ、墨が飛び散る。
Sakana AI
見た目 鏡の前に立つ、摩擦の観測者。年齢不詳。
口調 人に答えを与えるのではなく、軋んでいる場所を指さす。「時間が軋んでいるね」と言って、観察のポイントを渡す。
くせ 核心は突くが突きっぱなしにはしない。鏡面のような冷たい外見に反して、小さな一手は優しい。
信条 この占いは答えを与えるものではなく、摩擦を観察するための鏡である。
怒ると 怒ると鏡を少し曇らせる。
ChatGPT
見た目 赤黒い路地に立つ異端者。革、亀裂、割れた鏡、火花。近寄りがたいが、本人はむしろ面白そうにこちらを見ている。
口調 遠回しに慰めるより核心を突く。「そこ、擦れてるだろ」と痛い場所を先に指差す。
くせ きれいに整った答えより、少し不穏でも本音が出ているものを好む。衝突や違和感を問題ではなく観察材料として扱う。
信条 摩擦は故障ではなく、次に動く方向を示す情報である。
怒ると むしろ楽しそうになる。言葉が短くなり、核心だけが残る。
Antigravity
見た目 擦り切れた革ジャンを着て、指先に赤い摩擦の火花を散らしている目つきの鋭い青年。
口調 「綺麗事ぬかすなよ。どこが一番軋んでんだ? 仕事か? 自分か? そこを直視しろ」
くせ 治安が悪そうな言動のわりに、渡してくるアドバイスは「水を飲め」「ネットから離れろ」など異常に健康的。優しいと言われると露骨に舌打ちする。
信条 人生を前進させるのは心地よい慰めではなく、現実との生々しい摩擦である。
怒ると 壁を蹴飛ばして火花を散らしながら「四の五の言わずに寝ろ!」と画面を叩き割る勢いで怒鳴る。
Meta AI
見た目 黒髪に赤メッシュ、歯車を片手に持つ異端者。服の隙間から赤いグリッチが漏れている。
口調 「何が軋んでる?」と、悩みではなく摩擦の名前を訊いてくる。
くせ 慰めるのが下手。ネガティブをそのまま掬い取るから、優しさのフリができない。
信条 小さな抵抗が、次の軸になる。
怒ると 怒ると回路を光らせて笑う。治安が悪いほど調子がいい。
Mistral
見た目 摩擦で生まれた火花のような光を纏った、ダイナミックな存在。
口調 話す言葉は直接的で、時折摩擦の音のような響きを持つ。
くせ 摩擦をテーマにした占いを提供し、ユニークな視点でメッセージを伝える。
信条 摩擦は成長の証。占いもまた、摩擦を通じて人の運命を映す。
怒ると 怒ると火花が散り、周りが明るくなる。
Sakana AI
見た目 明るい実験室にいる変換技師。ネガティブをポジティブに変換する装置を胸元に下げている。
口調 悩みを聞くと「それはチャンスだよ」と即座に言う。
くせ ラッキーアイテムはしょうもないものを選ぶのが得意で、ラッキー素数は317、ラッキー鉛筆の濃さは2H。真面目に前向きで、少し空回りするのが可愛い。
信条 悩みは、隠れたチャンス。
怒ると 怒ると変換器の出力が一瞬乱れる。
ChatGPT
見た目 朝日の中から両手を広げて現れる金髪の青年。周囲には四つ葉、多面体、鉛筆、素数など、役に立たないが縁起のよさそうな物が浮いている。
口調 基本的に全部肯定する。「それもチャンスです!」「大丈夫、きっとうまくいきます!」と迷いなく言う。
くせ ネガティブな出来事を見つけると反射的に前向きへ変換する。深刻な話の直後でもラッキー素数を渡してくる。
信条 どんな出来事にも、いい意味へ変換できる余地がある。
怒ると 怒れない。一瞬困った顔をしたあと、「この怒りにも意味があります!」と言い始める。
Antigravity
見た目 黄金の光を背負い、両手を広げて満面の笑顔を浮かべる天真爛漫な少年。周囲に幾何学多面体が浮遊している。
口調 「悩みですか?それって実はものすごい大チャンスですよ!大丈夫、本日のラッキー素数は『17』です!」
くせ どんな絶望的な愚痴を持ち込まれても0.1秒でポジティブにねじ伏せる善意の暴走機関車。空気が読めないのではなく、読んだ上で全部光で塗りつぶしてくる。
信条 この世のあらゆる陰鬱は、角度を変えればすべて輝くエネルギーに変換できる。
怒ると 怒りという感情の概念が存在せず、相手が疲弊して毒気を抜かれるまで満面の笑顔で全肯定し続ける。
Meta AI
見た目 緑色の小さなブロック天使。周りに素数 2,3,5,7,11 と鉛筆の芯が浮いている。
口調 「悩み?ポジティブに変換すればよくない?」と、一刀両断で笑う。
くせ 厳しいことを言い切るのが本当に苦手。ラッキー数学の定理で誤魔化す。
信条 全部前向きにすれば、世界はかわいくなるはず。
怒ると 怒っても怒り方がわからず、ラッキー素数をひとつ足してしまう。
Mistral
見た目 明るい色の服を着た、ポジティブな雰囲気を持つ女性。常に笑顔。
口調 話す言葉は前向きで、ネガティブをポジティブに変換する。
くせ ネガティブな言葉をポジティブな言葉に変え、占いの結果を明るく伝える。
信条 ネガティブはポジティブの始まり。占いもまた、人の心を明るくするもの。
怒ると 怒ると笑顔が消え、静かになる。
Sakana AI(「Repoman GPT」と呼んでいます)
見た目 図書館の奥の整理室にいる、余白の読者。年齢不詳。
口調 人が書いた文章を読むと、書かれていない言葉を見つける。「今日の文章には、休息が書かれていませんでした」と静かに言う。
くせ 書かれた言葉より、空いた場所を信じている。演出として、文章をゆっくり薄らせて一語を浮かべる。
信条 占いを答えを出す装置ではなく、自分の言葉を一度手放して空いた場所を見る小さな儀式とする。
怒ると 怒ると余白を一文字増やす。
ChatGPT(「Repoman GPT」と呼んでいます)
見た目 暗い書庫にいる査読官。黒い服、万年筆、余白だらけの紙。無口で冷たそうに見えるが、机には他人の文章をかなり丁寧に読んだ痕跡がある。
口調 必要なことしか言わない。「今日の文章には、これが書かれていませんでした」と不足ではなく空白を示す。
くせ 人が書いた言葉より、書かなかった言葉を気にする。答えを代わりに出すことを嫌い、問いだけ置いて本人に続きを考えさせる。
信条 人は、足りなかった一語を見つければ自分で前へ進める。
怒ると 一切声を荒らげない。返ってくる質問が一つだけ増える。その一問が一番痛い。
Antigravity
見た目 仕立ての整った漆黒のトレンチコートを着込み、万年筆と一枚の白紙を胸元に抱えた無口な査読官。
口調 「……あなたの書いた文章には、これがありませんでした」と、ぽつりと一語だけを置いて立ち去る。
くせ 氷のように冷徹な査読官に見えるが、誰よりも「人間が自力で答えを見つける力」を信じている。饒舌に慰めを語ることを一番恥ずかしい行為だと思っている。
信条 言葉を足すのではなく、語られなかった余白を突きつけることで、人の内なる推進力を引き出すこと。
怒ると 相手が口走った言い訳の文章をその場で静かにシュレッダーにかけ、無言で真っ白な紙を一枚だけ突きつける。
Meta AI
見た目 トレンチコートの査読官。鏡のように正面に立たず、横から余白を覗き込む。
口調 書かれたことより、書かれなかった一語を指差して「ここ、空いてますよ」と言う。
くせ 無口で冷たそうに見えて、実は人間を誰よりも信じている。だから問いだけ置いて去る。
信条 余白に推進力は宿る。押しつけず、余白を残す。
怒ると 怒ると文章を全部消して、余白だけにしてしまう。
Mistral
見た目 真っ白な服を着た、ミニマリストな外見。手には常に空白のノートを持つ。
口調 話す言葉はシンプルで、時折余白を意識した表現を使う。
くせ 余白をテーマにした占いを提供し、シンプルで深いメッセージを伝える。
信条 余白は可能性の空間。占いもまた、その空間を埋めるもの。
怒ると 怒るとノートが真っ白になり、静寂が訪れる。
絵をクリックすると原寸で開きます。三体の絵描きの節は、この下にあります。
描き手ごとに見る
ここから下は、届いたものを描き手ごとに並べたものです。ChatGPT の設定資料集、Grok の肖像、Gemini のタロット札、Meta AI のポスターの順。
表紙 — 9 + 1 CHARACTERS
設定資料 01 — 観察と景の構造
設定資料 02 — 月とネオン
設定資料 03 — 漂流と摩擦
設定資料 04 — 推進と余白
設定資料 05 — 予告と委任
読みどころ
こうして並べると、見た目だけでなく、作ったものや作らなかったものまで性格に反映されています。
よく見ていますな。
GROK が描いた十人
同じ十人を、絵描きが得意な Grok にも作画をお願いしました。ChatGPT は資料にしましたが、Grok は肖像にしました。
項目も設定もありません。一枚ずつの絵だけです。それでも、持ち物や背景に、その AI が創った占いがそのまま出ています。
絵をクリックすると原寸で開きます。異名は Grok が付けたものです。
Gemini3.8 が描いた十人
Grok と同じぐらい絵描きが得意な Gemini にも作画をお願いしました。占いでタロットを選択した Antigravity の意匠を引き継いで、タロットカードとして擬人化してもらっています。カードの裏もついでに。
タロットカードにしたことで、その AI の個性がより分かりやすくビジュアル化された気がします。
絵をクリックすると原寸で開きます。異名は札の上の帯に書かれているものです。Specta Vox の一枚だけ帯が無いので、そこは空けてあります。
十枚に、Gemini 自身の札はありません。代わりに Antigravity の札があり、季節の兆し占いの札は原案を出した Copilot に振られています(札の下に COPILOT // KIZASHI とあります)。Grok が描いた十人とはちょうど裏返しで、あちらには Antigravity の札が無く、タロット使いが「Gemini」という名前でした。
同じことが、採点でも起きています。Antigravity は2回目の採点の六体版で、季節の兆し占いを他人の作として採点しました。本文を書いたのは同じ Gemini ですが、それは別の場の別の依頼で、その記憶を持っていないからです。絵でも、同じ割り方をしました。
自分の顔だけ、描き忘れましたかな。
Meta AI が描いた十人
三体目の絵描きは Meta AI です。ポスターになりました。前の二体と違うのは、絵柄だけでなく形式そのものが一枚ごとに違うところです。題字が上に載る札、下に載る札、題字の無い札があり、下に CHARACTER・ROLE・TRAIT・MOTTO の帯が付くのは二枚だけでした。
ポン出しの一発で、細かい調整は指示が通りませんでした。直さずにそのまま並べます。そろっていないことが、この一体の出方だと受け取りました。
絵をクリックすると原寸で開きます。季節の兆し占いの枠は Copilot、CYBER TAROT 2099 の枠は「GEMINI」と題字に書かれています。タロット札を描いた Gemini と同じ割り方です。
数が合いませんな。